Surrounded By Football -サッカーライターが考える-

自分は、サッカーを中心にスポーツ全般を扱う場所に軸足を置きつつ、書くこと以外にもさまざまな仕事をしています。スポーツに囲まれて毎日を送る事ができて幸せです。ここでは、サッカーのことも書きますが、それ以外の話題も。アウトプットの場として用意したものです。シェアして頂けましたら喜びますので、よろしくお願いします。

西野監督が解任と言われてますが

監督交代のお知らせ-ヴィッセル神戸-

 

午前中に入ったニュースで(というか平塚の練習場でフォロワーさんに教えてもらって)知りました。

 

個人的には神戸はけっこう好きなチームなので、残念な気持ちもありますが、一方で「やっぱりか・・」という思いも。

 

先日、マリノスに敗戦したということで9戦勝ちなしとなり、三木谷会長の逆鱗に触れたのでしょう。というより、直前に通達があったような気もします。シーズン途中で監督を任されるのって簡単なことではないと思うんですよね。やはい監督自身の思考や戦術を選手の頭の中に刷り込む時間は少なからず必要です。その期間がちょっと足りなかったのかな、と思います。

 

とりあえずこのシーズンは残留に向けて戦って、来シーズンに今年の目標である"ACL出場圏内"入りを実現させるために、西野サッカーを開幕までに徹底的に植え付ける、という選択肢もあったはず。西野監督自身、G大阪で10年間指揮を取り、Jリーグ制覇にとどまらずACLもとった実績のある監督です。確かにそこには能力に突出した外国人選手や日本が誇るMFの遠藤選手の存在という要因もありますが、それを差し引いても評価される経歴でしょう。長い目で見て欲しかったものです。

 

ですが、

神戸はもともと堅守速攻というか、前線でのハイプレスでボールを奪ったショートカウンターを持ち味とするチーム。西野監督の志向するサッカーとは異なるものです。

そういった面からチーム内に齟齬が生まれるのではないかな、という不安もありました。選手に長らく植え付いているDNAをすり替えるのは、かなり困難なことでしょう。

神戸の試合を毎試合見ているわけではないので断言はできませんが、これも一つ、停滞の要因なんじゃないかと思います。 なので、監督交代のときに西野さんを選んだのがそもそも失敗だったのでは、とは感じますね。

 

サポーターさんがどう思ってるかは詳しくはわかりませんが、ただ一つ、結果的にJ1残留を果たすことが出来れば、この決断は正しかったと言えるのだと思います。

 

では、今日はこんなところです。