Surrounded By Football -サッカーライターが考える-

自分は、サッカーを中心にスポーツ全般を扱う場所に軸足を置きつつ、書くこと以外にもさまざまな仕事をしています。スポーツに囲まれて毎日を送る事ができて幸せです。ここでは、サッカーのことも書きますが、それ以外の話題も。アウトプットの場として用意したものです。シェアして頂けましたら喜びますので、よろしくお願いします。

仕事中でも眠ければ寝ましょう

けっこう頻度高くブログ書いてるな、と思って3件連投してからはや1週間。書かないと時間は早くすぎるもので。そろそろはてなブログproに移行しようと考えいている次第であります。

 

さて、先日こんな記事を見た。

行員がキーボード上で居眠り 2億円を誤送信 独
 
これを読んでまず最初に『この作業はそんなに早急にやらなければいけないものだったのか?』という疑問を持ち、『仕事中でも眠たければ寝ればいいのに。』と思った。後者の意見に関しては厳しい言葉が飛んできそうだが、手を付けている仕事がそれこそ一分一秒を争う、スピード感が何よりも優先されるものではない限り、眠気を押し殺してまでやる意味はないと僕は思う。仕事の質が落ちるのは明らかだし、無理して仕事を捌くことでこの記事のような展開に陥ってしまう可能性もあるわけだ。というか実際に割と最悪に近い展開になっている。笑えない。
 
業務時間内でも、眠たくなれば寝ればいい。無理に眠いのを我慢して取り組むことで生産性が高くならないことは明らかだろう。100%の状態で仕事が出来ていないのだもの。とはいっても時間内に行う全ての業務に対して100%で取り組み切ることはそう簡単ではないのだが・・・、意識の面では変えられるとは思うし、"全力を出し切ろう"とすることは可能だ。そういう意識のもとで仕事に取り組んでる中、介入してくる眠気は難敵である。ただ、その眠気も15〜20分程の睡眠でだいぶ和らぐんじゃないだろうか。少なくとも自分はそれでだいぶ状況を変えることができるし、こんな記事もあったので、あながち間違いではなさそうだ。
なので、仮眠をとることで業務の効率が上がるのであれば、寝るべきであり、職場もそれを許すべきだ。ただ、前述した通りその取り組む業務に最優先されるものが"速度"でない限り。職業柄"即上げ"という業務が回ってくることもあるのだが、ここで寝たら話にならない。というよりも、これは個人的な意見なのだが、スピードが最優先の業務をこなす際というのはその業務を預けられているという事実からくるプレッシャーが眠気を上回るので、眠たいなんて感覚はこないような気がする。
 
 こんなことを言いだしたのにもしっかり理由がある。先日、某外資系企業に努めている、僕が人生で一番尊敬している高校時代の先輩と2人で飲んだのだが、その企業では"眠い時に仕事をしてはいけない"というルールがあるらしい。社内に仮眠室があり、しっかりとベッドが配置されているとのこと。眠い中で業務を取り組む=100%の力を出せないから、という理由だ。1時間ほど寝られるとのこと。これが真理じゃないだろうか。
実際、僕は塾でアルバイトをしていた際、部活帰りで激しい眠気を携えて教室に入ってくる生徒には、まず10分〜15分ほど寝る時間を与えていた。眠くて頭が働かない状況で教えても何の意味がないと個人的に思っていたので。それなら授業時間を15分削ってでも万全な状態で学習させたほうが効果的、という結論だった。これがどう響いたかはわからないが、上の人には進んでこの事実をいうことはなかった。"90分の授業時間に対していくら"という量的な感覚で授業を売っている感覚があったので。
 
と、ここまで仮眠肯定論を論じてきたわけだが、そうはいっても、
誤送信を見落とした行員は2012年4月2日、1.4秒足らずで603件の決済を、1.5〜3秒で105件の決済を、3病あまりで104件の決済をチェックしていたとされる
という記述がこのニュースにある。そもそもこの行員は普段の業務を真面目にこなしていない、銀行にとって煙たい存在だったようである。そういう行員の勤務実態を炙り出せたという点では"眠らせなかったこと"はプラスに働いたのかもしれない(数秒でこんな業務こなせるわけ無いから、適当にやってたってことだよね?)。
それと、業務中に来る眠気も、前日オールをしてたことから来るもののような、未然に防ぐことが出来るものにはこの理論は適応できないのでは、とも考える。
食後数分経った後に来るあの眠気のような、不可抗力とも言えるものに対しては仮眠を認めてあげていいんじゃないだろうか。
 
ちなみに僕は寝てます。1日8~9時間は寝るロングスリーパーなんですけど、昼もやっぱり眠くなる。耐えられなくなったらiphoneのタイマーで15分をセットして、オフィスのソファーにごろん。目覚めは超いいです。そのあとフリスク飲めば完璧です。頭の冴え具合が全然違う。
という訳で、仕事の効率を上げるために、みなさん積極的に仮眠を取りましょう。
 
では、今日はこんなところです。