Surrounded By Football -サッカーライターが考える-

自分は、サッカーを中心にスポーツ全般を扱う場所に軸足を置きつつ、書くこと以外にもさまざまな仕事をしています。スポーツに囲まれて毎日を送る事ができて幸せです。ここでは、サッカーのことも書きますが、それ以外の話題も。アウトプットの場として用意したものです。シェアして頂けましたら喜びますので、よろしくお願いします。

あべりょうの"ナパーム弾"が衝撃的だった

明けましたね。2014年もよろしくお願いします。


何を見ようと思っていたときに出てきたか忘れたのだが(つまりそれを忘れるくらいここで述べるものにはインパクトがある)、それを見る前にある広告動画が出てきた。いつもだったら5秒たった瞬間にスキップをするのだが、そこに至る前3,4秒ほど経った時点でその動画から流れる歌詞やアニメーションに違和感を感じ、15秒間の広告を全部見た。それでその後にフルverを見た。下に貼る。

 


ナパーム弾 あべりょう - YouTube

 

これを見て不快にならない人はいないことをを信じたい。百歩譲ってニートだとか風俗嬢とか慰安婦の問題に関して、"音楽"という手段を通じて自分のメッセージを発信していることに対しては目を瞑るとしても、戦争に使用される兵器であるナパーム弾で"そういう人々を一掃してやれ"というような描写・歌詞をポップな曲調の中に組み込んで笑いのネタにしようとしているあたりが不快感を増長させるし、不気味に感じる。自分が大学で紛争問題とか平和学を選考していたから敏感になってるだけなのだろか…

 

まあ正直、ネット上での一個人の活動・作品に対してこのように突っ込んでいったらキリがない。が、ここで1つ突っ込みたいのがこの曲が地上波のテレビ番組のEDテーマに使われていたということ。→ 志村笑! - Wikipedia

 

さすがにこれを地上波で流すのはアウトでしょう。正直、フジテレビへの印象は悪くなった(と言ってももともとテレビは見ないのだけど)。どんな経緯と理由があるかわからないが、この曲を地上波で流すのにふさわしいという判断と決断を下したのだから。ショックですね。

 

ちなみに、他にも曲を出している模様。日本の就活をdisるこんな曲もあった。


日本の子供が嫌い あべりょう ナパーム弾 - YouTube

 

最初の曲を聞いたあとだったのでこれにはそれほど不快感を感じなかった。作者は作者なりに日本に対する批判を表現しているんだな、と思う程度。結局は自分含めた各人がブログで様々な事象に対して意見を述べるのと同じで、ただ表現方法が違うだけなんだな、と。で、"ナパーム弾"もその1つだとは思うが、やっぱりタイトルと戦争兵器で人を殺す描写がある以上支持は出来ないし、拡散されて欲しくない。
では、今日はこんなところです。寝ます。